9月19日(火)稲を数えて束ねる

 こんにちは、今日は中塚がお伝えします。

 この日の集会所では、多くの方が稲の選定や稲を束ねる作業に携わっていました。

 

【写真①】集会所の様子

 

【写真②】選定を終えた稲

 

 稲の選定作業を終えると、作業は次の段階にうつります。稲を糸で束ねる作業です。束ねる際には、稲穂の先端を揃えるようにします。そして、糸で括ります。括り方は先日紹介した梅鉢の輪っかの括り方と同じでした。

 稲穂を数える際に集中が途切れると何本まで数えたのか分からなくなってしまいます。数える作業に入った段階で自然と集会所は静かになっていました。みなさま黙々と作業を進めます。

 

【写真③】稲穂を糸で括る

 

【写真④】数を揃え束ねる前の稲

 

【写真⑤】数を揃え束ねた後の稲

 

【写真⑥】10束ごとでさらに束ねる

 

 束ねられた稲は、さらに10束ごとに束ねられて、物干し竿に吊るされます。これだけの稲を吊るすとすごい重量になるので、物干しざおには補強用の棒が取り付けられていました。

 夜なべも残すところわずか、瑞饋神輿の準備も終盤にさしかかっています。今日はここまで、それでは。