9月14日(木)真紅作りも佳境です

こんばんは。9月14日の夜なべの様子を、今回は望月がお伝えします。

 

新しく収穫した千日紅が茣蓙で干さていましたが、今日はそちらを使って糸通しを行いました。

新しい花は大ぶりのものが多く比較的柔らかいので、芯を捉えやすく、糸通しも捗ります。作業に慣れてきたこともあり、時間を測ってみたところ15分で1回分(約3m分)を作ることができました。

新しく摘んできた千日紅も、今日の作業が終わる頃にはたったこれだけに。糸通しの作業はもうほとんど完了です。

真紅も2本が出来上がり、残り2本となりました。紫の地に「天満宮」の白い文字が映えます。

残りの真紅でも白の千日紅の貼り付けが進められています。

この真紅の中に自分が摘んだもの、糸を通したものがあると思うと感慨深いです。

綺麗に切り揃えられた千日紅は、まだこれだけ残っています。これらは子ども神輿の真紅に使われます。

こちらが子ども神輿の真紅の芯です。比べてみると子ども神輿用はかなり小さく、片手で掴めるほどの太さです。瑞饋神輿の真紅の完成後はこちらに取り掛かります。真紅作りは大詰めです。

 

小冠の修復の様子も拝見しました。

側面の修復が進んでいます。

これでまだ完成ではありませんが、麦藁細工が艶々と美しいです。

 

一昨日中塚さんが紹介された稲穂の選別作業も体験しました。

選別した稲穂はこのように揃えて吊るされます。豊穣を祝うお祭りに相応しく、黄金色の稲穂がとても美しく見えました。今年は猛暑のため稲の生育が早く、刈り取りも前倒しで行われたそうです。

 

夜なべは明日も続きます。本日はここまで。