9月2日(土)夜なべ作業開始!

こんにちは!

今日の記事は、京都学3回生の酒井が担当させていただきます。


9/2から夜なべ作業が始まりました!

夜なべ作業は、ずいき神輿保存会集会所に会員さんが集まって19時〜20時30分まで行われます。

私たちがお手伝いさせてもらったのは、先日摘んできた千日紅の糸通しです。

糸通しをした千日紅は乾かされ、丸太に巻きつけて「真紅(しんく)」というお神輿の四隅の柱を彩る装飾になります。

去年の真紅を見せていただいたのですが、一目見ただけではこのような手法で作られているものとは思

われない立派な装飾です!

まずミシン糸を手をいっぱいに広げて、糸通しに必要な長さをとります。

長さは約4mほどで、このミシン糸に千日紅を1つずつ通していきます。

千日紅は大きいものでも5cmほどで、上部1㎝を狙って針を刺すので手元が緊張します。

糸通しで重要になるのは

千日紅の高さが揃っていることと、

千日紅が落ちないように軸の中央にしっかりと糸が通っていることです。

高さが揃っていなければ、真紅に巻きつけた際表面がデコボコして美しく見えません。

4つずつ千日紅を針に通して、1つ残して糸を通す。またその1つと合わせて4つ千日紅を通して…という作業を繰り返していくのですが、

1つを針に残しておくのは、残り3つの千日紅と高さを合わせる基準にするためなんです。

こういった細かな工夫によって、効率的に作業が進められているのだと実感した出来事でした!

会員さんはとても素早く綺麗に糸を通していく一方で、私はなかなかコツを掴めず苦戦していましたが…。

集会所では千日紅の糸通しの他に

藁を叩いて柔らかくする作業、藁を編む作業が行われていました。

藁は叩いて柔らかくし、「梅鉢」作りに使われます。

後日またブログにて詳しい様子を紹介させていただきます!

夜なべ作業は始まったばかりですが、会員さんたちが和気あいあいとお話をしながら作業をしている中

に入れさせていただいたり、

お神輿がここからつくられていくというわくわく感でいっぱいの夜なべ作業1日目でした!

それでは!