9月5日 夜なべ作業2日目

こんばんは。授業担当教員の三枝です。
夜なべ作業も2日目に入りました。
今夜も私たちは千日紅の糸通しの作業に参加させていただきました。

ずいきみこし保存会の会員さんたちと、世間話などしながら
交流させていただくことが楽しい夜なべも、
今夜ばかりは昨日の台風の話題が尽きず、
畑の作物の様子や、集会所近辺での停電の様子などを
知るにつけ、無事と復旧を祈らずにはいられない気持ちになりました。

千日紅の糸通しの作業と並行して、梅鉢の素材となる
縄編み作業も進んでいました。

保存会の会員になって40年ほどになるという
鵜殿さん。積まれた藁の山から、藁を数本取っては
編みこむ作業をくり返し、あっという間に1本の丈夫な縄が
出来上がっていきます。

集会所の玄関前では、伊祁さんが、藁をやわらかくするため、
木槌でたたく作業をひとり黙々と進めておられました。

糸に通された千日紅を、真紅の柱に巻いていく作業が
今日から始まりました。木の柱にはけで糊を塗ったあと、
糸を柱に巻きつけてから、順に千日紅を送っていって、
巻きつけていきます。

1つ1つの千日紅が浮かないよう、またヨコに寝てしまわないよう、
柱にきれいに垂直に並べていきます。毎年この作業を担当されている
北野さんと入江さんの、息の合ったすばやい仕事ぶりに見とれながら
写真をとらせていただきました。

明日も夜なべは続きます。