9/3(月)夜なべ作業開始!

こんにちは、本日の報告は藤田が担当させていただきます。

今日から夜なべ作業が始まりました。
夜なべ作業は、ずいき神輿保存会集会所にて午後7時から8時半まで行われます。


私たちも、作業をお手伝いさせていただきながら、
ずいき神輿が出来上がっていく工程を学ばせていただきます。

集会所では、同時に複数の作業が並行して行われています。
私たちは千日紅の糸通し作業をお手伝いさせていただきました。


9月1日に畑で摘んできた千日紅は、集会所の床いっぱいに広げ乾燥します。
それを両手いっぱいに広げた長さの糸に一つずつ針で通していきます。


糸の最初と最後の部分は、千日紅を通さず残しておきます。
これは、次の工程である千日紅の長さをハサミで調節する作業の際に竿に糸を結ぶためです。


手芸でいう一本取りの形で千日紅を通していくのですが、
私は最初の部分の糸を長く取りすぎてしまい、千日紅を通したあとに糸が絡まってしまうという
失敗をしてしまいました、、、。

上田さんが丁寧に元に戻してくださいましたが、二年目にして痛恨のミス、、。
やはり簡単な作業ではありません。


このように、千日紅の花の上から1cmの部分に針を刺し、千日紅の頭を綺麗に揃えて糸を通すことが
大切です。

これは、真紅(しんく)と呼ばれるお神輿の四本の柱に千日紅を巻き付ける際に
表面がでこぼこにならないようにするためです。

また、千日紅の芯に正確に針を通すことも大切です。
芯に針を通す感覚を掴むのはなかなか難しいです、、、。




千日紅の糸通しの他に、集会所の外では藁をたたく作業が行われていました。
これは、梅鉢と呼ばれる梅の花の形をした飾りを作るため藁をたたくことによって
柔らかくする作業で、昨年収穫した藁を木槌でたたき、繊維を潰して藁をないやすくします。


私たちも体験させていただいたのですが、かなり力強くたたかなければ柔らかくならず、
木槌も重いので大変な作業でした。



しかし、しっかりたたいて柔らかくしなければ、次の工程である縄を編む作業がやりにくく
なってしまいます。

一つ一つの作業に意味があり、大事な工程であるということが分かりました!



それでは今日はこの辺で。
次回からも夜なべ作業の様子をお伝えしていきます!