9月5日(火) 夜なべ作業2日目

こんにちは。藤田です。


夜なべ作業2日目です。
千日紅は摘み取った時と比べてかなり乾燥し、
針を通すと頭部がもげてしまったりと、作業の難易度が増した気がします…



私が千日紅の糸通しに苦戦している間、ほかの場所では着々と新しい作業が行われていました!




こちらは糸が通った千日紅をぶら下げて、花の長さを調節する作業です。
ハサミで一つ一つ丁寧に長さを揃えていきます。



そして、長さが揃えられた千日紅は、このように柱となる木に巻き付けられていきます。




今年は去年と比べて千日紅の出来が悪く、
両端の千日紅は去年のものを使用するそうで、花の色に違いがありました!
これはこれでグラデーションみたいで美しいですね。


糸に通った千日紅は、洗濯糊で一つ一つ丁寧に柱に巻き付けられていくのですが、
以前両面テープで挑戦したことがあるそうです。

強力についたものの両面テープを柱からとる作業が大変だったとおっしゃっていました。

こちらの柱の「天満宮」という字は、今から約15年前に書道7段の方が書かれたそうです。



別の場所では福井さんと鵜殿さんによって縄が編まれていました!
わらの状態から三度編んで縄にするそうです。
この作業、非常に難しそうでできる人が限られているそうです。



その隣では縄で梅鉢が作られていました。
今回私たちも倉貫さんに教わって実際に梅鉢作りに挑戦してみました!

しかし、本当に難しいです。



荒田さんが、もう一本手が欲しくなるとおっしゃっていて、本当にその通りだと思いました…。


縄は曲げたあとが思い通りにつかず、形を整えるのに一苦労です。
梅鉢作りベテランの倉貫さんは足を使って縄を抑え、
手で引っ張って梅鉢を作成していらっしゃいました。


このように、中心の部分が綺麗な六角形になるように
梅鉢の5つの花弁となる輪の部分を反時計回りに引っ張って調節していきます。

熟練の技が必要ですね…ですが梅鉢作りはとても楽しかったです♪


完成形がこちら。
先ほどの状態から花弁同士をタコ糸で結び、先の部分にゆずと稲穂をつけます。


作業を中断して私たちに丁寧に教えてくださった倉貫さん、ありがとうございました!

明日からも夜なべ作業が続きます。
それでは今日はこの辺で。