夜なべ作業が始まりました!

こんばんは。

今日から、集会所での夜なべ作業が始まりました。その作業の様子を三枝がお伝えします。

 

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写真手前は、昨日摘んだ千日紅に糸を通す作業の様子で、奥は、縄を梅の形に編んでいく「梅鉢(うめばち)」作りの作業の様子と、糸通しをした千日紅の花の長さをそろえる作業の様子です。

このほか、集会所玄関では、梅鉢の材料となる藁をたたく作業が進められ、台所奥のスペースではお神輿に飾る鳥居の麦藁細工の修復作業も始まっていました。

 

受講生と私は、千日紅の糸通しの作業を体験させていただきました。昨日摘んできた千日紅の、先端1cmのところに、長針をさして、高さをそろえながら、1.5mほどの糸に通していきます。

 

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高さをそろえないと、でこぼこした「真紅」になってしまうため、高さをそろえるように気をつけながら、針をさしていきます。このとき、花の芯に針をさすことも重要で、芯に通らないと、糸通しの際にポロポロと花がはずれて、とれてしまいます。

 

糸通しの作業のかたわらでは、北野さんと入江さんが、「真紅」の柱になる棒から、昨年巻きつけた千日紅を落としていく作業を進めていました。

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こうした棒4本に、今年新たに糸通しをした千日紅を巻き付けていくことになります。

 

縄を梅の形に編んでいく「梅鉢」づくりも、黙々と進められていました。手と足を使いながら、複雑な手法で編まれる、難しい作業ですが、荒田さんとともに佐伯さん・栢下さんの若手2人が器用に編んでいました。

 

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明日も夜なべは続きます。今日はこのへんで…。