9/7(金)夜なべ作業4日目

こんにちは。夜なべ作業も4日目に入りました。
藤田がお伝えいたします。


集会所で行われている作業も日数を重ねるごとにその作業内容が次々と変わっていきます。

千日紅の数も摘んできた頃と比べかなり少なくなり、
小さい千日紅が残って糸を通す作業が難しくなります。


現在行われている作業は、
千日紅の糸通し作業、糸が通った千日紅の長さを揃える作業、
千日紅を柱に巻き付ける作業、藁をたたく作業、たたいた藁を編む作業、編んだ縄のヒゲを切る作業、縄で梅鉢を作る作業です。


こうやって見ても、一度にたくさんの作業が行われていることが分かりますね。



今日は、先日倉貫さんに教えていただきながらロープで練習した梅鉢を作る作業を実際に縄で挑戦させていただきました!


縄は、ロープと違って跡がつきにくく、すぐにもとの形に戻ってしまうため、形を維持するのが大変です。


決められた場所に縄を通していきながら形を形成していきます。
この時に、少しでもおさえている手を離してしまうと、最後に縄を通す場所が分からなくなり、最初からやり直しになってしまいます。

私も何度かやり直しになってしまいました、、、。


穴に縄を通しただけでは不格好なので、このように順番に5つの梅の花びらとなる部分を力強く引っ張って形を整えていきます。


この引っ張る作業、かなり腕の力が必要なので、倉貫さんはこのように足で梅鉢をおさえて引っ張っていました。

一つの梅鉢を作るだけでも縄をおさえたり引っ張ったりする工程で
手のひらが痛くなってしまいました。



さて、このように形が整えられた梅鉢は、裏から見ると綺麗な五角形に見えます。


編み終わった梅鉢は、花びらの根元の部分をこのようにタコ糸で縛っていきます。

縛る部分の高さが周りとバラバラにならないよう揃えることが大切です。



最後に倉貫さんがぶら下げて飾れるようにしてくださいました!
部屋に飾るとご利益がありそうです!

作業の手を止めて私たちに丁寧に教えてくださった倉貫さん、本当にありがとうございました!