9/30 お神輿組立作業見学

こんにちは!藤田がお送り致します。
本日は御旅所にてお神輿の組み立て作業を見学させて頂きました!


今年は台風が来るということで、例年とは違い、29日にずいき切りを行いました。

午後の台風接近に伴い、30日午前中からお神輿の組み立てが始まり、会員の皆さんスピーディーに作業を進めておられました。


こちらはずいきをお神輿の屋根の部分に取り付けている様子です。



ずいきは赤色と白色の二種類を使用します。
赤いずいきは上の段に、白色のずいきは下の段に取り付けていきます。
上の段の方が下の段よりも長めで、長さはタコ糸を張り、それを基準にして調節します。

この時、日数が経ち切り口が黒くなってしまった部分を後で切り落とすため、タコ糸より少し長めに切っておくそうです。

包丁で長さを調節していきますが、スパッと綺麗に切り口が切られるところは見ていてとても気持ちが良かったです!


この包丁で切る作業の時にずいきの汁が飛ぶことがあり、ずいきのアクはなかなか取れないそうなので皆さん作業専用の服を着ておられました。


お神輿の正面と後ろは特に太く長いずいきを使用し見栄えを良くします。
しかし、今年のずいきは短くて細いものが多いため、調節の作業が難しいと川本さんがおっしゃっていました。


作業を見ていると、横からも串刺しのようにしてずいきを固定したり、ねじで留められていたりと思った以上に落ちないようしっかり取り付けられていることが分かりました。



ずいき取り付け作業が終わってからあとの作業は本当にあっという間でした!



何とか雨も持ちこたえ、台風が来る前にお神輿も完成間近の状態になりました。




麦わら細工、近くで見ても非常に美しいですね。



お神輿成まであと少し、
とても色鮮やかで美しいです。
去年は完成された状態のお神輿しか見ることができなかったので、できていく過程をしっかり見学することができて本当に良かったです!

それでは!