9月24日 人形細工取材4

こんにちは、今回は荒田さんに人形細工の取材をさせていた
だいたので、その様子を報告いたします!



荒田さんは2007年から人形細工をはじめ、今年で12年目になります。
今年は、欄間と桂馬をひとつずつ作られていました。

実際に作品を見せていただくと、欄間は「昔話」をテーマにした作品、
桂馬は「動物」をテーマにした作品が出来上がっていました。

これらは8月末くらいからデザインなど考えはじめ、出来上がるまでに
約一か月ほどかかったそうです。
やはりのりを乾かす時間がだいぶかかってしまうので、パーツを
張り付けていく順番を考えることが大事だとおっしゃっていました。



欄間のなかでも荒田さんお気に入りの場所がこちらの黄色と黒の部分↓↓

黄色い部分はイチョウの葉、黒い模様は寿司のりからつくられています。
パッと見てこの人形細工が何か誰でもわかるくらい、良く表現されていました!

一方で、それぞれの人形細工の距離感やバランスをとることが
大変だったそうです。



また桂馬では、私が名前を知らない材料が使われていました...!

こちら、「パンパスグラス」という植物の穂だそうで、
よく思い出すと、清水さんのお宅で人形細工の取材をさせていただいたとき
階段に飾られた過去の作品にも使われていたものでした。
フサフサとしていて触り心地がとてもよかったです。


このパンパスグラスの穂をうまく使い、桂馬がつくられていました。
とってもキュートな顔をしている動物なのでみなさんぜひお楽しみに!!




そろそろお祭り本番が近づいてきましたが、同時に台風も接近して
いるそうです...
当日は晴れになりますように!それではこの辺りで失礼します。