10/1 御旅所での作業(お神輿組み立て)

こんにちは!

ここでは少し時間をさかのぼって、10/1の御旅所での作業の様子を酒井がレポートさせていただ

こうと思います。

まず29.30日でお神輿に使われる「ずいき」の収穫作業や、子神輿の組み立て、お神輿の4

隅を飾る隅瓔珞づくりなどの作業が行われていました。

私たちはこの作業の取材にはあいにく伺うことができなかったのですが、

1日の午前中に、御旅所での大神輿の組み立ての途中から見学させていただきました。


こちらは梅鉢を取り付ける作業をなさっている様子です。

真紅の「天満宮」の文字を隠さないように、また梅鉢の下にくくり付けられた茄子型の鈴の音

が鳴りにくくならないように、梅鉢の位置を調整しながら取り付けていくそうです。



こちらは前日に屋根に葺いたずいきの予備です。

2日前に畑から収穫してきたばかりのずいきですが、

水分が多くアクも強いので、ほんの数日でも切り口が黒ずんできてしまったり、縮んですき間

が空いてしまうこともあるそうです。すき間ができた場合は、予備のずいきを差し込むとのことです。

常にお神輿を美しく見せる、という工夫がされていることが分かりますね。


頭芋(かしらいも)が付いた赤ずいきが、このようなところにも飾られていました!


こちらは隅瓔珞の取り付け作業です。

隅瓔珞が取り付けられると、さらにお神輿が華やかです。

その他様々な作業が同時並行で行われていました。

お神輿に取り付ける前の獅子も撮影させていただきました!獅子は先日切ったずいきの頭芋(かしらいも)に彫刻細工を施して、

1日の朝に届けられ午前中にはお神輿に取り付けられるので、こんなに近くで見ることができるのは一瞬なのです。。

お神輿の周りを囲むように、神聖な空間が作られていきます。


ずいき神輿の組み立ての様子を見学しに、一般の方もたくさん来ておられました。

家族連れで、今年のお神輿はどんな様子かなあ、人形細工のテーマが面白いね、などとお話し

されているのを聞くと、私も何だかほほえましい気持ちになりました。

次のブログでは、お神輿が完成し、御旅所に飾られている様子をレポートします!

お楽しみに。では!