9月8日 夜なべ作業4日目

9月8日 夜なべ作業4日目

台風が近づいていることもあり天気の様子を見ながらの作業が集会所では続いています。
1日に収穫し千日紅の糸通しが終わったので、今日から新しい作業に入りました。
今日から始まったのは稲の葉をとる作業です。

さらに今日は、真紅の「天満宮」の文字を白い千日紅で埋める作業を実際にやらさせていただきました。以前の記事でも紹介したように糸を通した千日紅は、「天満宮」の字の部分を空けて巻かれます。そこに白い千日紅を1つ1つのりでつけていくのです。使う千日紅の数は毎年同じであるため、去年の真紅を参考に千日紅の数を数え、それに合わせて千日紅を付けていきます。僕は「天満宮」の「宮」の字をやらせていただきました。最初はのりを付けているのにしっかり花が立たず、北野さんにコツを教わりながらどうにか「宮」の字を完成させました。


「宮」の字完成!

また瑞饋神輿に付けられる鳥居の修復作業の見学もさせていただきました。なんとこの鳥居の修復作業は15年ぶりだそうです!!!
従来、この作業は西上之町が担当していたので、作業されるのは初めてのことだそうです。
文様の下書きに和紙を当て切り抜き、それを藁細工の裏に張り付け色を付けます。前回の修復では和紙ではなく西洋紙が使われたそうで、昔からのものに戻すということで今回の修復が行われたそうです。

青いものが切りぬいた和紙

最終的にはこんな感じに。これが麦藁でできているなんて信じられません!!


少しずつですがずいき祭りのことを学んで知識がついてきたかなと今日の作業をやっていて感じました。
以上島田がお送りしました。