9月12日(月) 夜なべ作業8日目

こんにちは。
本日は小川が報告いたします。

夜なべ作業も佳境をむかえ、真紅の完成が見えてきました。

今日からは、子どもみこしに使用する柱にも千日紅の花を巻きつけていきます。

子どもみこしの柱の数はずいきみこしと同じ4本ですが、ずいきみこしよりも小さめのサイズです。
ちなみにずいきみこし・子どもみこしの4本の柱は全て同じように見えますが、実はおみこしとの接合部の形がそれぞれ少しずつ異なっており、合う位置にはめ込まないとうまくはまりません。

子どもみこしの方は、一人で千日紅を巻きつける作業をされています。
小さい方が作業しやすいのかというと、そういうわけではないそうです。
こちらには天満宮の文字ではなく、梅の紋の形に白い千日紅の花をつめます。
予め文字の部分をあけておくずいきみこしの真紅とは違い、全て巻きつけ終えてから、該当箇所を取って白い花を埋め込むというやり方をされています。

作業の進行に伴い、稲穂の葉を取り除く作業にも徐々に人が増えてきました。
皆で稲穂を取り囲み、和やかな雰囲気の中作業は進んでゆきます。

そして、再び梅鉢作りに挑戦させていただきました。
今回は出来上がった梅鉢の花びらの部分を、糸で結む工程のところです。

糸をクロスさせるようにして引っ張ると力が要らないそうなのですが、なかなか上手くいかず混乱する私たち。
お話を聞き、作業を見せてもらうところまではよいのですが、実行すると難しいです。

鳥居の修復はいよいよ完了間近。

先日紹介いたしました、龍のまつげを作っていらっしゃったり

まつげを取り付ける隙間を作っていらっしゃったり、最終調整が行われていました。

夜なべ作業も残すところあと少し。完成に向けて、改めて気を引き締め、頑張っていきたいと思います!