振り返り その2

お久しぶりです、樋口です!
今日は私の感想をアップします。


巡行が終わりもう1週間が経ってしまいました。夏休みは毎日ずいき祭りのことを考えていたので、それが無くなった今拍子抜けと言いますか、大分調子がくるっています。
 私が1か月のインターンシップを通して感じたのは、保存会の皆さんは地元のお祭りだからという受動的な動機ではなく、自分もずいき神輿を作りたい!という熱い気持ちをもって保存会に入られているということです。個々人が御神輿作りにこだわりを持ち、何かしらの思いを持っているということが、直接お話をすることで分かりました。このような気持ちを会員さん全員が共有しているからこそ、ずいき祭りは長い間変わらずあり続けられるのだろうと思います。そしてこのような事実は机上の学習では知りえなかったことで、このインターンシップに参加したからこそ分かったことです。


最後に印象に残っている写真を1枚紹介します!



この写真は夜なべ作業一日目に上手く仕上がらず、家に持ち帰って練習した後、夜なべ作業2日目に1人倉貫さんに教えていただいている場面です。1日目にはできなかったことが原理を理解すると、面白いように仕上がっていきました。出来上がりを見せると、「上出来や。」と言ってくださり、なんとなく師匠に認められたような気がして、本当にうれしかったのが印象に残っています。


おわりに…
遂に始まるのかと思っていたのが9月。あっという間に1か月が経って、終わってしまったのが本当に寂しいです。大学の授業として参加させて頂いていましたが、こんなにも楽しい授業は大学3年間を通して初めてでした!ただ楽しいというだけではなく、会員さんのお仕事のお話なども聞くことができ、ずいき祭りの他にも、たくさんのことを学ぶことができた非常に濃い1か月間でした。会員さんも「名前覚えてるで、樋口さんやろ。」と声をかけてくださり、本当にうれしかったです!この授業きりではなく、今後も関わっていけたらいいな、と心から思いました。
貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました!