振り返り その5

こんにちは、朝井です。
最後に私の感想をアップさせていただきます。

一ヵ月間、活動日としては20日弱の、長いようで短いようなインターンシップが、先日の巡行日をもって終了いたしました。

まずは4月の文子祭のおにぎり作りから参加させていただきましたが、インターンシップとしての実質的な活動は9月1日の千日紅摘みからスタートしました。
今回のインターンシップは、我々学生の立場からは一応授業として存在しているわけですが、講義室で受けるような授業とは当然異なります。長く地域でやってこられたお祭りに、外部の人間が関わらせていただくという状況なわけですから、失礼があってはいけません。そのため、当初はかなり緊張した気持ちでおりました。
しかし、最初の夜なべ作業の期間で、会員の方々が親切に、丁寧に説明し、接して下さったことで、心がほぐれ「学び」に集中できました。インターンシップを振り返って、まずそのことがとても有難いことであったと感じます。

御神輿づくりを間近で見て、体験させていただくことは初めてでしたが、千日紅を糸に通して柱に巻いたり、麦藁を伸ばして貼るなど、私では考え付かないような知恵に終始驚いておりました。御神輿を一番最初に作ったときはどうだったのか、歴史の中で試行錯誤されたその結果なのだろうかと、過去に思いを馳せました。

巡行日は、はっぴを来て御神輿の後ろを歩かせていただきましたが、やはり夜なべ作業期間に間近で見ていたものが御神輿で揺られている様子を見るのは、感慨深いものがありました。愛着、という言い方が正しいかは分かりませんが、ただ外から見るのとは違う、より近い目線で御神輿を見ている自分がいました。4時間近く歩いて、御神輿を引いておられた方々の凄さを感じましたが、同時に、御神輿もたくさん揺られながら最後まで頑張ったな、という気持ちになりました。

長くなりましたが、このインターンシップ期間はとても充実したものであり、本当にやってよかったと思いました。来年以降は直接的に参加することはありませんが、今回感じたことを心に留め今後に生かしていけたらと思います。

一ヵ月間、ありがとうございました!