振り返り その4

こんばんは。お久しぶりです、小池です。
本日は私の感想をアップします。

 今回、ずいき祭のインターンシップに参加させていただき、とても貴重な経験をさせていただきました。最初は、正直、不安しかありませんでした。不器用な私が、保存会のみなさんに迷惑をかけないだろうか?みなさんは迎え入れてくださるのだろうか?など、たくさんの不安を抱えながら初日を迎えました。しかし、当日になり、参加してみると、すごく温かく迎えてくださり、分かりにくく難しいところ、私ができないところは何度も何度も丁寧に教えてくださり、抱えていた不安は消えていました。時には冗談をまじえたことを言ってくださることもあり、すごく和やかな環境での作業で、毎日、夜なべ作業に行くのが楽しみになっていました。何よりうれしかったのが、私たちも名前を覚えようと必死でしたが、会員のみなさんも私たちの名前を覚えようと、また、話の輪の中に入れてくださろうとしていたことです。何気ない行動だったのかもしれませんが、私は迎えてくださっているという気持ちが伝わり、本当にうれしかったです。また、作業自体も、日に日に出来上がっていくのが目に見えて分かり、完成した御神輿を見たとき、達成感と、自分たちが作業の中で作ったものが使われているのだと思うと、とても感動しました。巡行当日、「ここの通りは○○で〜」など、会員さんは様々なことを話して下さいました。会員さんも大変な中、私たちのことを気にかけてくださり、本当に心が温かくなりました。
 
 今まで、こんなに深く地域に入って何かに参加するといった経験はありませんでした。直接体験したことで、文献や資料などでは学ぶことのできない貴重な経験となりました。実際に地域に出ることで、こんなにも得られる情報があるのだと、今後の学習をしていく上で大切なことを学びました。貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。