2018年度ずいき神輿インターンシップの感想(4回生 酒井秋葉)

こんにちは。4回生の酒井です。
今回のブログは、私が2年間お世話になったずいき神輿インターンの振り返りをお話しさせていただきます。

私は、お祭りというものがとても好きです。
日々の生活や仕事をベースとしつつ、
ハレの日であるお祭りのために地域の方が準備をコツコツと進める様子を見ていると、心が踊るのです。

このインターンシップでは、
9/1の千日紅摘みから作業のお手伝いをさせていただきました。
お神輿の飾りの素材とするために1年かけて農作物を育てる会員さん、
夜なべ作業でお神輿の飾りのパーツが1つ1つ作り上げられていく様子、
保存会の会員さんの日々の仕事を活かして、お祭の準備を役割分担されている様子などを間近で見て、
ずいき神輿には、私が考える「地域の方による地域のための祭り」の姿が詰まっていると感じました。
その文化をつないでいこうと奮闘されている会員の皆さんから、直接お話を聞いて、お手伝いをさせてもらった経験は、
自身の大学での学びにおいて本当に大きな収穫となり、道しるべとなっています。

また、夜なべ作業では、
会員さんが自分の作業の手を止めて、私たち学生に作業の指導をしてくださる場面が多々ありました。
大変ありがたいことです。
三枝先生をはじめとして今までの先輩方と、保存会の方々との関係性の積み重ねによって、
今私たちがインターンシップを存分に味わえる環境があるということに、
縁のつながりやありがたさを感じた経験にもなりました。

巡行当日、ずいき神輿がお旅所に戻ってきたときには、2年間の活動も同時に終わる寂しさを感じました。
それは2年間の間に、ずいき神輿や保存会の方々への思い入れが大きくなっていった証拠でもあると思います。
このインターンシップで得た知識や経験を、
うまく役立てて行けるかは自身の力にかかっていると思いますが、
何らかの形で、ずいき神輿や保存会の方々に恩返しができるよう、
社会人になっても学びを探求し続けたいと思います。

長文になってしまいましたが、本当にありがとうございました!!

3回生の1番最初の千日紅摘みに参加したときの写真を添えて、失礼します。