10/4(木)ずいき神輿巡行当日 後半

こんにちは。
ずいき神輿巡行、午後の様子は酒井がお伝えします!
会員の方々も正装に着替え、引き締まった姿が印象的でした。
小雨が降る中、お神輿の出発地点である御旅所に向かいます。
御旅所はお神輿の出発を待ち望む方々で溢れかえっていました。

12時30分、いよいよ出発です!
勢いよくお神輿が御旅所を出ました。
私たちもお神輿の後ろについて、巡行の様子をレポートさせていただきます。
御旅所に飾られているお神輿もとても美しいですが、巡行するお神輿に揺れる飾りは一層華やかに見えますね。

私の予想以上に早いスピードで、お神輿は巡行路を進み、
あっという間に円町の大きな交差点にやってきました!
バスに乗っている方々も興味津々な様子です。
道路沿いではお神輿の写真を撮るために小走りで追いかけるてこられる方もいて、
私も思わず誇らしいような、嬉しい気持ちになりました。

途中で、千丸子供神輿にも遭遇しました!わっしょいの掛け声に、元気をもらいます。

14時頃、お神輿は少し狭い旧道へと入ってきました。
京都の地形にしては珍しく曲がりくねった道で、曲がるときにお神輿がぶつからないか少しひやひやしてしまいます。笑
古いお家も多い地域で、下校途中の小学生や多くの地域の方が沿道に待機してお神輿を眺めたり、手を合わせている様子が印象的でした。

15時頃、雨がだんだん強くなってきたため、
休憩地点でお神輿に透明のカバーを被せることになりました。

特に麦わら細工が雨に濡れると痛んでしまうそうです。
巡行の日に雨が降ることはあまりないとのことなので、貴重な姿を見ることができたとも言えますね、、!

それからしばらく、お神輿は坂道を上り続けます。
巡行も終盤に差し掛かり、体力的にも大変な頃ですが、みなさん「ホイッと」の掛け声も絶やすことなくお神輿を担ぎ続けておられました。
「鳴りかん」と呼ばれる、鈴を鳴らす動作も同時に行いつつお神輿は進みます。


15時15分頃、北野商店街までやってきました!
お神輿は交差点までいって折り返してくるので、私たちにとっても巡行するお神輿を前から見るチャンスの場所です。

そしていよいよ上七軒に入っていきます。
上七軒では舞妓さんや芸妓さんが出てこられるため、
お神輿と舞妓さんや芸妓さんが写る写真を撮ろうと、大勢の人が詰めかけます。
私たちもかろうじて写真を撮ることができました。笑

上七軒を通り過ぎると、北野天満宮が見えてきます。
ここでお祓いを受け、再び御旅所へと戻っていくのです。
最後の力を振り絞って、お神輿を進めます。

16時30分、御旅所に戻ってきました。
朝の人が溢れる御旅所とは様子が違い、祭りの後を感じさせる静けさです。
お神輿が戻ってくると、すぐに仕舞支度が始まります。


隅瓔珞などは外してしまい、その他は次の日に片付けを行うそうです。
終わってしまうとあっという間、という言葉がぴったりで、
私たちも心地よい疲労感を感じながら、巡行が終わってしまった寂しさも感じていました。

これにて、ずいき神輿巡行当日のレポートは終了です!
雨がそこまでひどくならず、無事に最後まで巡行が終えられたことが本当に良かったです。
保存会の方々には、1ヶ月間大変お世話になりました。お神輿の飾りを作る過程から、お神輿の組み立て、そしてそのお神輿が巡行する様子を、こんなに間近で見させていただく経験は2度もない経験となりました。
今年度ブログを見てくださった方々にも、ずいき神輿の魅力を伝えることができていたら幸いです。
本当にありがとうございました!