ずいき祭インターンシップを振り返って

 お久しぶりです!2015年のずいき祭が終わって、年も明けてしまいましたが、お約束したとおり(?)、それぞれインターンシップを振り返って感想をまとめてみました。今年度最後のブログとなるかと思いますが、気持ちを込めて…。


9月1日。作業初日。僕は1か月やっていけるか不安でいっぱいでした。しかし終わってみればそんなことはなく。保存会の皆さんは僕らを優しく迎え入れていただき、夜なべ作業も世間話をはさみながらいろいろな話をしていたので、終始和やかだったので僕らも入っていきやすかったです。正直に言うと京都に来るまで僕はずいき祭を知りませんでした。農作物で飾り付けされたお神輿があると知ったときは驚きました。夜なべの間は毎日が驚きと発見の日々でした。そんな僕でも保存会に携わらせていただいた1か月はとても貴重な1か月でした。西之京瑞饋神輿保存会の方々と出会うことができて本当によかったです。ありがとうございました(島田)。

私は京都の生まれなのに、ずいき祭について詳しくありませんでした。しかしインターンを経て、ずいき祭が地域の人たちにとっていかに大切で素晴らしいお祭りなのかを知りました。そして参加させていただけたことはなんて幸せなことなのか、改めて保存会の方達に感謝の気持ちでいっぱいです。夜なべ作業初日、不安だらけの私たちをみなさんは暖かく迎え入れてくださいました。毎日夜なべ作業に通ううち、徐々に出来上がっていくずいき神輿を見る経験なんて一生できないことです。巡業の後、本当に終わってしまったのが信じられなくて、明日からまた夜なべ作業に行きたいほどさみしかったです。社会に出ても、ずいき祭の時にはずいき神輿に手を合わせに行こうと思います。本当にありがとうございました(須田)。


私は「夜なべ作業」という言葉に惹かれ、このインターンシップ授業に興味を持ちました。夜な夜な集会所に集まり、皆で力を合わせて御神輿を作り上げるということに、とても魅力を感じました。実際に現場に入らせていただき、御神輿作りの一つ一つを教えていただき、皆さんの作業を間近で見ることができました。また、御神輿作りをしている間、地域の皆さんとたくさんお話しをすることができました。私は京都に暮らし始めて三年目ですが、こんな風に地域の方々と交流できる日が来ようとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。インターンシップ授業を経て、御神輿作りやお祭りを続けていくことの素晴らしさを知ることができました。また、たくさんの人と出会うことができました。「こんばんはー」という挨拶から始まる、あの日々がかけがえのないものとなりました。本当に、参加することができてよかったです。ありがとうございました(中尾)。

 以上です。西之京瑞饋神輿保存会の皆様、本当にありがとうございました!