9月22日(金)夜なべ最終日です

こんばんは。本日の集会所での夜なべの様子を、今回は望月がお伝えします。

 

本日で夜なべは最終日となりました。瑞饋神輿の完成は10月1日の昼を待つため、細工や屋根、瓔珞以外の部分が終わったにすぎませんが、これで集会所に大勢が集まっての作業は一段落となります。

 

まずは昨夜と同様にかぼすのくり抜き作業です。

くり抜かれたかぼすは陰干しされます。くり抜きの最中で穴が空いたものは使えないため、干す前に選別されます。

 

その後は集会所に掲げる幟を組み立てました。

こちらの幟を…

棒に通します。

こちらが幟。紫の地に白い字は真紅と同じです。

これを集会所の前に掲げます。

こういった幟が立つと、いよいよお祭りらしい雰囲気になります。

 

その後は、麦藁の選別作業を行いました。

こちらは麦藁の束です。この形ではなかなか目にすることがないため、物珍しく感じます。ずいき祭りで麦藁といえば麦藁細工ですが、これはそれに用いる条件の良い部分を集める作業です。

これを一本ずつ取り、葉を剥がしたのち、節と節の間が長く、太いものを探していきます。使えそうであれば上下の節を切り離し、ストローの形に整えます。

こちらが一連の作業を終えたもの。見てわかるように生育過程でか凹みが生じているため、後から弾いたものではありますが、麦藁の段階からかなり艶やかです。

 

夜なべ最終日ということもあり、本日は荒田会長の挨拶にて早めの解散となりました。今年の夜なべも終了となり、我々受講生も達成感が大きく、一方で寂しさも感じました。しかし、本番のずいき祭は10月1日からです。巡行に参加できるありがたみを感じながら、最後まで学ぶ姿勢を忘れず、お祭りの様子を丁寧にお伝えしていきたいと考えています。

本日の内容はここまでです。夜なべの記事をお読みいただき、ありがとうございました。