9月14日 夜なべ作業8日目

こんばんは。日ごとに秋の訪れが感じられるようになりました。
今回は三枝がお送りします。

今夜も、稲穂の葉取り作業が続きました。
皆で世間話などしながら、ひたすら葉を取っていきます。

そのかたわらでは、川本さんが、「押し切り」という
道具を使って、葉とり作業の前段階となる、
稲の茎の裁断を行っていました。

「押し切り」を膝で押さえながら、体重をかけて
裁断をします。鋭い刃にたじろぎつつ、2度ほど
ためしに裁断させていただきました。
コツさえつかめれば、それほど力を入れずに
裁断できることがわかりました。

一方、昨日新たに摘まれた千日紅の、糸通しの作業も
併行して進んでいます。今日は、会員さんの息子さんの
小学生も参加し、糸通しを手伝っていました。
会員さんに教えをこいながら、熱心に千日紅に糸を通していました。

真紅づくりも佳境に入り、「天満宮」の文字を
白い千日紅で埋めていく作業が進んでいます。

白い千日紅を、柱に下書きされた文字をたよりに
1つ1つ高さをそろえて切って、水でといた洗濯のりで
貼っていきます。柱に垂直に貼るだけでなく、
千日紅同士をよこにつなげるように貼ることがポイントだそうです。
巡行のとき、お神輿を揺らしても落ちないようにするためです。
文字部分以外の空間も、赤い千日紅を1つ1つ丁寧に貼っていきます。
写真は、「天満宮」の「宮」の字の部分に千日紅を貼っているところです。

少しずつお神輿のパーツが出来上がってきて、
作業にもいっそう身が入ります。
明日が楽しみです。