9月12日 人形細工取材2

こんにちは、3回生の太田です。
今回は人形細工取材第2弾ということで
大田さんのお宅にお邪魔させていただきましたので、
その様子をお伝えいたします!



大田さんは人形細工を担当されて
今年で5年目だそうです。

今までの桂馬では羊や伊勢海老をテーマに作られています。
大田さんがつくる人形細工の特徴として挙げられるのが、
とても細かいところまで凝っているということです。

こちらが桂馬の一部ですが、ひとつひとつの模様を
とうもろこしや柚子の種を1粒ずつ貼り付けて表現しています。

貼り付けるためにかかる手間、のりを乾かすまでの時間など
とても時間をかけていることがわかります。

私であれば気が遠くなりそうな作業ですが、
大田さんは元々ものづくりが好きだそうで、人形細工にも
ついついこだわってしまうのだそうです。


そのこだわりは、材料の使い方にも見ることができます。

テーマは当日のお楽しみなのですが、特に欄間では、
白い色を表現する時に、うどんとにんにくの皮という
2種類の材料から、微妙にニュアンスの違う白を
表現しているところが細かいなあと感心しました。



また、大田さんは今年はじめて腰板づくりを担当されますが、
その完成度はベテランの方に負けず劣らず
とても良いものが出来上がっていました!

腰板づくりの中で最もこだわった、みなさんに是非注目して
いただきたいのはこちらです↓↓

このコオロギはなんとびっくり、椿の種の殻を
イチから彫って作ったのだとか!

お祭り当日に、腰板のどこかにいるコオロギを探して
みるのもまた楽しいですね(^O^)!



大田さんのこだわりにこだわった人形細工、
ぜひお楽しみに!!


それでは今回はこの辺りで失礼します。