9月10日 人形細工取材1
こんばんは、3回生の太田です。
今回は夜なべ作業とは別に、上田さんのお宅に人形細工の
取材をさせていただいてきたので報告いたします!
上田さんは、お神輿に飾る腰板と
桂馬を毎年作られています。
腰板は全部で四面あり、一面ずつ春夏秋冬をテーマに作られます。
今年は春を担当されるそうで、麸やずいきの皮を使って
春の様子が見事に再現されていました。
図案は4月頃から作成しており、あらかじめ絵葉書などを
買い集めておき、その中からアイデアを得ているそうです。
腰板の次は桂馬です。桂馬は四面の鳥居の間と、お神輿の見やすい位置にあり
自分の好きなデザインでつくることが出来るため、
とても手の込んだものが完成していました!
材料も日頃から使えそうなものをストックしておいて
スムーズに作品作りに集中できるようにしているそうです。
材料の中でも初めて見たのが七色とうもろこしです。
このとうもろこしは飛騨高山の名産品だそうです。
上田さんの趣味や今年の桂馬のデザインに関係があるので
ぜひお祭り本番に見てみてください!
他にも片栗粉やとうもろこしのひげ、あおさのりなどが
材料に使われていますが、そこにそれを使うんだ!と言う様な
使い方もあり、上田さんの発想力に驚きっぱなしでした。
他の方の人形細工もどのような物が出来ているのか
見させていただくことがとても楽しみになりました!
それでは今回はこの辺りで失礼します。