9月17日(土) 夜なべ作業最終日

こんにちは。小川です。
とうとう、夜なべ作業は最終日を迎えました。


集会所には、ずいきみこしと子どもみこしの完成した真紅が飾られています。

千日紅は、真紅の他に隅瓔珞(すみようらく)の笠を飾るのにも使用されます。
ござの上に干されている花の中から、ひとつずつ選ばれカットされていきます。

瓔珞の花は、真紅に使用されたものよりも、小粒で形の丸いものがよいそうです。
約120~150個の花を用意します。
例年この作業を行うまでの間に、2、3回ほど追加で摘みに行くそうですが、やはり今年は豊作のようでした。
初回で摘んだものの中にも、綺麗な形の花が多く残されていました。


私たちは引き続き、麦藁をストロー状に切る作業をさせて頂きました。
千日紅の作業をされている方以外の皆さんで、一斉に作業にとりかかります。

山積みの藁ですが、あっというまに無くなっていきます。

束ねられた麦藁が、どんどんダンボール箱に納められていきます。
この日で、全ての藁を切り終えることができました。

今日の作業が終わると、次に皆で作業を行うのは9月29日になります。
長いようで、短く感じられる12日間でしたが、沢山の経験と新しい知識を得られることが出来た、とても充実した日々でした。

夜なべ作業はおしまいですが、瓔珞の組み立てやずいきの収穫など、巡行までにやらなければならない作業は沢山あります。
完成までの様子など、この先もずいきみこしの魅力をお伝えしていきますので、楽しみにして頂ければと思います!