9月10日(土) 夜なべ作業7日目

こんにちは、中河です。

夜なべ作業が始まって1週間が経ちました。
今日は昨日に引き続き、稲穂の葉の部分を取り除く作業をさせて頂きました。


そして、今日は先日から荒田さん、清水さん、竹尾さんに取材させていただいている、御神輿に飾られる鳥居について紹介したいと思います。

まだ何も貼っていない鳥居です。

これにひとつひとつ手作業で装飾していきます。

まず、麦わらを切り開いて、何枚も和紙の上で貼り合わせたものを、友禅の職人さんにお願いして型に合わせて切り抜いていただき、それを鳥居に貼っていきます。

写真の左側に写っているのが和紙に貼られた麦わらです。右側に写っているものが「七宝」という文様に切ったものです。

このように色のついた和紙も使って、龍のもようを浮き立たせるのも大事な作業です。
本当に細かい作業でした!!

鳥居の龍にはまつげまでついていて、目玉も血走っているように見えるよう、つめる綿の色合いを考えて作っているそうで、とても細かな部分までこだわられており、感動しました!



そして、麦わら細工を貼っていく作業です。

ミリ単位で長さを測り、

慎重に貼っていきます。
貼る際には澱粉糊を使用します。

貼り終わったら、さらしを巻き、1日ほど置いて、糊を定着させます。
また完成したら写真を載せたいと思います!完成が楽しみです!!


今日は桂馬作りの取材で上田さんのお宅にお邪魔させていただいたので、また別の日にその日の記事も紹介させていただきたいと思います。
以上、中河でした!