10月4日パート2 巡行の準備

10月4日パート2 巡行の準備

須田さんから引き継ぎました、中尾です。
おにぎり作りを終え、私たちは会員の皆さんとともに御旅所へ向かいました。
いよいよ始まる巡行の準備をするためです。

集会所からは轅(ながえ)とみこし車が運ばれました。轅とは、御神輿を担ぐ際に使う棒のことです。御神輿と轅は、からみ縄と呼ばれるロープでしっかりと固定をし、そのままみこし車にのせ再びロープでしっかりと固定をするのです。

まずは御神輿と轅のロープ巻きから・・・

御神輿は、野菜や飾りでずっしりと重く、皆さんでよいしょーっと力を合わせ、轅の上に置かれました。男結ぶと呼ばれるロープの巻き付け作業は、皆さんの見事な職人技でどんどん巻かれていきました!さすがです。

そしてロープ巻きと並行して、ずいきの表面を削る作業も行われました。ずいきは生のまま飾られているので、日が経つごとに酸化し、
表面が黒くなっていってしまうそうです。巡行に向け、黒い表面部分を削り、きれいにしていきます。

削られたずいきの先を触らせてもらったのですが、思っていた以上にフニフニ柔らかく、驚きました!見た目は、竹のように固そうなのに・・・!

子ども神輿のロープ巻きも、着々と行われます!

そしていよいよ、みこし車へと運ばれます!
轅を付けたことにより、担ぎやすくなったとはいえ、御神輿は相当な重さです。大人数を持ってしても、とても大変そうでした!再び、よいしょーっという掛け声がたくさん聞こえてきました。

こうして何とか、みこし車まで運ばれました。どんどん巡行の準備が進んでいき、気分も上がっていきました!子ども神輿も同じようにみこし車まで運ばれました。ここで、みこし車を引く皆さんにご注目下さい。ずいき神輿、子ども神輿、の大きさの違いが露わになりました!

(ずいき神輿)


(子ども神輿)

このようにして、巡行の準備は行われました。皆さん、暑い中お疲れ様でした!この後は、一度集会所に戻り昼食を取り、法被に着替えます。昼食は、朝に作ったおにぎりですね!

巡行の様子は、島田くんがお伝え致します。

以上、中尾がお送り致しました。