9月28日 梅鉢仕上げ・隅瓔珞作り

ずいき祭りも目前に迫り、作業も仕上げに入ってきております。
まずは夜なべ作業が初日から少しずつ進められていた梅鉢ですが、本日ようやく完成しました!

以前作った梅鉢の下部の縄に、中をくりぬいた柚子を通します。そしてその下に、同じく以前作った稲穂の束をくくりつけ、縄と稲穂の茎の余分なところを切れば完成です!
梅鉢は2種類の大きさがあり、写真のものは大きい方の梅鉢です。大きい梅鉢は御神輿の頂上に2つ付けられ、小さい梅鉢は1つの真紅に4つずつで合計16個付けられます。他の小さい梅鉢は、御神酒をくださった方にお渡しします。

完成した梅鉢は昨年以前のものをすでに見せていただいておりましたが、それらは柚子の色がすっかり茶色くなっているものでしたので、こうして色鮮やかな柚子の梅鉢を見るのは、なんだか新鮮です!


そして次に見せていただいたのは、隅瓔珞の飾りつけ作業です。
隅瓔珞の飾りつけには、主に赤なすと五色唐辛子が使われます。




↓赤なす

↓五色唐辛子

これらをそれぞれ糸に通し、飾りを作っていきます。
そうして作られた飾りを、以前ご紹介しました、隅瓔珞の上の部分から吊るします。真ん中には、同じく以前ご紹介しました菊の紋などの飾りが吊るされ、これを囲うように、赤なすと五色唐辛子の飾り、麦藁を伸ばして和紙に貼った飾りを付けていきます。

完成が近づくと、真ん中の飾りはだいぶ見えづらくなってきます。しかし赤なすと五色唐辛子によって彩が増していき、なんだか豪奢な感じになってきました!御神輿に吊るされるのが楽しみです。


そして本日は、川本さんと竹尾さんに桂馬・腰板の取材をさせていただきました!
手直し・仕上げの作業は残しているものの、ほとんど完成した姿の桂馬・腰板を見させていただきました。詳細はお祭り当日のお楽しみです!ぜひ直接いらしてご覧になってください!


着々とお祭りに向けての準備が完了していっており、もうその日が目前に迫っているという実感が湧いてきます。ここからラストスパートで一際忙しくなると思われますが、私たちも自身のやるべきことをきちんと全うし、当日を迎えたいと思います!

以上、朝井がお送りいたしました。