9月16日 夜なべ作業9日目

2日間お休みだったので、今日が9日目の作業です。
夜なべ作業も残すところ後1日になってしまいました。
毎日、あっという間に時間が過ぎてしまうと感じながら活動しています!
なんと、ブログに載せていた写真が容量オーバというハプニングに
私たちは早くも苦戦中です。

本日も、千日紅の糸通し・真紅作りが同時進行で進められています。

一方で、私たちは新しい作業に参加させていただきました!

↑これは麦藁です。
以前のブログでも紹介したように、麦藁細工に使用される物です。
これを、ストロー状に切っていき、縦に割って和紙に貼り付けると
1枚の金箔のような紙になります。

私たちは、麦藁をストロー状に切っていく作業をさせてもらいました。
麦藁の節は太さが違うため、同じ大きさに揃えるために節と節の間を切るようにします。
ストロー状に切られるものは長くて、真っ直ぐで太いものを選んで切るので、
1本から僅かな数しか取れません。
私たちも、短いな?細いな?と悪戦苦闘しながら作業を進めていました。

そして、ストロー状に切ったものは、3月夜なべ作業によって和紙に貼り付けられます。
3月に作業されるものを、この時期に準備されていることが分かります。
凄く手間暇が掛かっていますね…。

次に、子神輿の千木の麦藁細工が完成したということで写真を撮らせていただきました!
取材内容は9月6日のブログを見てください!!
今年は千木を新調したということで比較出来るように撮影しました。


↑それぞれの写真の左右どちらが新調されたものか分かりますか…??
(保存会の会員さんが撮影しやすいように工夫して下さいました!)


左側の写真は手前側、右側の写真は左のものが新調されたものです。
この作業は、夜なべ作業が始まってから少しずつ進められていました!
取材の時に私たちの目が釘付けになっていたものが、ようやく仕上がり、驚きを隠せません!!

最後に、夜なべ作業が終わってから竹尾さんのお宅にお邪魔しました。
今年は桂馬と腰板を担当されています。

この写真の人形はどのようなものに仕上がっていくのでしょうか?
またブログで紹介します!
以上、徳谷がお送りしました!