2014年9月1日千日紅摘み

はじめまして。
今年度の西之京瑞饋神輿(ずいきみこし)保存会インターシップに参加させていただきます、
立命館大学文学部京都学専攻の朝井、小池、徳谷、樋口、森本です。
9月1日からずいき祭当日の10月4日までの活動の様子をブログでお伝えします。
よろしくお願いします。

そして本日9月1日の「千日紅摘み」の様子を徳谷がお送りします。

いよいよ9月に入り、お祭りの準備が本格的に始動しました。
今日は雨が降る中、御神輿の飾りに使用する千日紅を摘みに行きました!

千日紅は「真紅(しんく)」という御神輿の飾りに使われます。
この写真は去年に作られたものです!

千日紅は、長い間色合いが保たれるという意味からこの名前が付けられました。



14:00 集会所に集合
ずいき神輿保存会の方々と顔合わせを行い、担当場所の振り分けの後、
それぞれの畑に向かいました。
千日紅などの作物はずいき神輿保存会の農家の方々が栽培されています。
今回私たちは、桂上野の入江さんの畑にお邪魔させていただきました。



14:30頃、畑に到着
写真は1色しかありませんが千日紅は紅色と白色の2色がたくさん咲いてました。
白色は「真紅」の「天満宮」の文字に使用されます。

千日紅は中心に糸を通して繋いでいくので、形が大きくて
この写真のように上から見ると側面は丸みを帯びて、
真ん中に花びらが密集すればするほどよい千日紅だとか!!

そして、千日紅を摘んでいる時に見つけたものが…

写真は遠くて見えづらいですが主役のズイキです!
関西方面では馴染みの方が多いかもしれませんが、サトイモやエビイモの茎がズイキです。
このズイキは、御神輿の屋根に使用されます。

千日紅やズイキは同じ場所で連続で植えると育ちが悪くなってしまいます。
そのため毎年、場所を変えて栽培されます。
さらに、水の量と日照時間も重要となっています!

千日紅の花を摘んでいる時、通りがかった人に
「毎年この時期に場所を変えつつ、花を摘んで何をしているのですか?」と聞かれました。
「北野のずいき祭りの御神輿に飾るために花を摘んでます。」と伝えると
とても驚かれていました。

15:40頃 千日紅摘み終了
たくさんの千日紅を摘みました!
集会所に戻ると乾燥させるために千日紅が広げられました。

一晩乾燥させます。乾燥すると摘んだ時の3分の2の大きさになってしまいます。

明日からは、この千日紅に糸を通す作業が始まります!
御神輿づくりの様子もブログでお伝えしていきたいと思います!
本日は徳谷がお送りしました。