9月11日 生姜板の貼り替え作業

こんにちは。清野です。
今回は生姜板(しょうがいた)の貼り替えについて昨日の続きからお伝えします。

前回紹介したとおり、御神輿の屋根部分に使われる生姜板の貼り替え作業が続けられています。

まずは生姜板の和紙をきれいにはがし、新しい和紙を貼ります。

淵の部分も隙間なく貼らなければならないので、
どうしたら最もきれいに仕上がるかを考えて念入りに計画を立ててから和紙を切って貼っていきます。


飾りの部分も糊付けがはがれないように、つまようじを使ってしっかりと。
とにかく繊細な作業です!
糊は真紅(しんく)に千日紅を付けるのに使っているデンプン糊をこの飾りでも使っています。
千日紅の糊は水で薄めてはけで塗っていますが、飾りは原液のまま使っています。

だんだんと作業が進んでいきます。

生姜板は単純そうな形に見えて、直線ではく端にいくにつれて反っていたり
真ん中の角は段があったりするなど、和紙をきれいに貼っていくことはとても難しいということがわかりました…。
完成の様子はまた後程お伝えします。

真紅(しんく)も三本目が完成間近!

準備は着々と進んでいます!

本日は清野がお伝えしました。