10月4日(木) 瑞饋神輿巡行〜午前の部〜

いよいよ今日は瑞饋(ずいき)神輿の巡行です!
まずは巡行前の午前の様子をお伝えいたします。

6:30 おむすび作り
今日の巡行に参加する瑞饋神輿保存会の会員さんや、学生アルバイトさんの昼食用におむすびをにぎります。
保存会の賄い方の会員さんと一緒に、私たちインターンシップ生もお手伝いさせていただきました!

そして、前年度インターンシップ生の萩原先輩と久保先輩のお二人も
今日のために駆けつけてくださいました。ありがとうございます!


おにぎり作りは、3升炊きの大きな炊飯器と、1升炊きの炊飯器を交互に炊いて行われます。

全部で210個以上のおにぎりを作るため、ひたすらにぎっていきます!


御茶碗に盛ったご飯を台の上に並べ、少し冷めるのを待ちます・・・
手で触れるくらいになったら、塩を手に擦り込んでにぎっていきました


作業の合間に、会員さんと一緒に朝ごはんをいただきました。
ガス釜を使った炊きたてのご飯は、甘くて本当に美味しかったです!
そして、ご飯と一緒にいただいたこちらの沢庵も
今まで食べてきた沢庵の中で一番の美味しさでした!

この沢庵はお昼のおにぎりにもついてきます。
毎年同じものを使っているそうですが、アルバイトさんたちにも好評なようです^^


朝ごはんの後は再び作業再開です!
にぎったおにぎりは箱に詰めて並べ、上にゴマをふりかけます。これで完成!


10:40御旅所へ移動
おにぎり作りを終えて御旅所へ行くと、
いよいよお神輿を動かすための準備が行われていました。

ここで、ブログでは初登場の子ども神輿のお披露目です!

瑞饋神輿をそのまま小さくしたような造りになっていて、とても可愛らしいですね。

以前に「子ども神輿用の真紅に白の千日紅で入れられる模様は何か?」
という問題をお出ししていましたが、いよいよ答え合わせです!(遅くなってしまってすみません!)



(わかりやすいようにお神輿に取り付ける前の状態を載せています)
赤い千日紅のなかに浮かぶ5点の白い千日紅がご覧頂けますか?
これは北野天満宮とも関わりの深い梅の文様を表しているんです!

梅を愛した菅公(菅原道真)にちなみ、
梅の文様はずいき祭りの至るところに取り入れられています。
お神輿の巡行中に会員さんたちが着ていらっしゃる法被の背中にも、
梅鉢の文様が刻まれているんですよ。


瑞饋神輿と同様に、子ども神輿も屋根に葺いたズイキの切り口が酸化しているので、
ここで切りそろえておきます。


調整を終えた後は、お神輿を担ぎあげて台車の上に乗せます。
こちらは瑞饋神輿を運んでいる様子です。
重いお神輿を人の手だけで動かすため、力の必要な大変な作業です。



御旅所の鳥居の前まで移動させたら、御昼休憩を挟んでいよいよお神輿の巡行です!
午後の巡行中の様子は佐々木さんがお伝えしてくれますので、ぜひご覧ください!
ここまでの記事は井上がお送り致しました。