9月15日(土) 夜なべ作業最終日

今日で夜なべ作業が一区切りつくことになりました。
千日紅を摘みに行った、9月1日の初日が懐かしく感じられます。

この2週間、千日紅の糸通しをお手伝いさせていただいてきたのですが、
ふと気が付くと小さな柱が!

これは、子ども神輿の真紅となる柱です。
ずいき神輿の真紅では、柱1本を彩るためには約2000個の千日紅が必要なのですが、
子ども神輿の場合は、何個の千日紅が使われているのでしょうか…?
…と疑問に思っていると、会員さんから一言!
「数えてごらん」

……はい!石毛と井上の二人で既に千日紅を巻き終えた真紅を数えてみました!
真紅1本につき何列の千日紅の列があって、
その1列に何個の千日紅が使われているのかを調べてみたところ、
約600個使われていることがわかりました!
ずいき神輿の真紅のおよそ3分の1の量ですね。

大きさは変わっても、作られていくときの仕事の丁寧さは変わりません。
会員さんが柱をしっかりと抱え込むようにして一列一列巻いていきます…。

そして巻き終えた真紅がこちらです!


ずいき神輿のものよりも小ぶりですが、立派で可愛らしいですね。
しかし、実はまだこれで完成ではありません!
このあとに白の千日紅を使って、ある模様が入れられるんです。

ずいき神輿の真紅には、白の千日紅で「天満宮」の文字が入りますが、
こちらの子ども神輿の真紅ではどんな風に白の千日紅が入れられるのでしょうか…?
残念ながら今日は見ることができなかったので、次回までのお楽しみに!
ヒントは天満宮でよく見かけることが出来るものです!



さてさて、今日は宇多野ユースホステルでのインターンシップ受講生と、
その指導をなさっている先生もいらっしゃいました。

毎年ずいき祭の期間中に、宇多野ユースホステルで宿泊されている方を
ずいき祭にご案内してお祭の紹介をするので、
今日はそのご挨拶も兼ねて夜なべ作業のお手伝いに来てくれました。
沢山の方にこのずいき神輿を見に来て頂けるように、
私たち立命館生も頑張ります!!


ここまでの記事は石毛と井上がお送りしました。