9月10日(月) 夜なべ作業再開!

土日のお休みをはさんで、今日からまた夜なべ作業の再開です!
当初は沢山あった千日紅も、作業が進むごとに減っていき、
金曜日の段階ではここまで少なくなっていました。

そしてお休み明けの月曜日、
いつものように集会所に集まると、今日は新しい千日紅が増えていました。

土日の間に会員さんたちが追加で摘んで下さったもののため、
まだあまり乾燥がすすんでおらず、水気があって色鮮やかです。
千日紅の糸通しを進めていくにつれて、小ぶりな千日紅が残っていくため、
糸を通すのにも一苦労していました…。
そこへ新鮮で大ぶりな千日紅が増えたことにみんな喜んでいました!

千日紅は乾燥すると水分が抜けて固くなるため、針で芯をさすのに少し力が必要です。
新鮮な千日紅は芯が比較的固くないように感じたので、
作業しやすい!と思っていたのですが、
芯に通したつもりが通っていなかったりと、
どちらにしてもやはり集中力の必要な作業です…。


ところで、ずいき神輿保存会にはいろいろな世代の方が参加してらっしゃいます。
今日は、いつもとっても元気な足立さんについてご紹介したいと思います。
足立さんはなんと御歳93歳!!
毎日、夜なべ作業が始まる前に早くからお越しになって、お茶の準備をしてくださいます。

集中力を必要とする作業なので、
作業の合間に足立さんに淹れていただいたお茶を飲むと、ほっとします。
こういう息をぬけるひとときがあるから、
毎日精一杯作業に集中することができるんだと思います。


そして、足立さんは針仕事にも参加されています!

千日紅の糸通しには白いミシン糸とふとん針を使うのですが、
目が悪いとなかなか針に糸を通すことができず、
私たちインターンシップ生も苦戦してしまったりするのですが、
足立さんは眼鏡をかけて自ら小さな針穴に糸を通されます!

「千日紅の糸通しはやっぱりむずかしい…」
なんて弱音を吐いていられませんね!
足立さんに負けないように私たちも夜なべ作業のお手伝いを頑張りたいと思います!

今回は石毛と井上がお送りいたしました。